私たちHSS型HSPは、繊細な感受性を持つ一方で、他人の期待や評価に左右されやすい傾向があります。そんな中、私が読んで目からウロコだったのが、『嫌われる勇気』という書籍でした。
『嫌われる勇気』とは
この本は、原因論を完全否定し、目的論に立つことで、自己受容を促進し、現在の状況に焦点を当てるというメッセージを伝えています。一見、受け入れがたい部分もありましたが、7つの習慣で言うところのパラダイム転換を促す内容で、読後の私の考え方が大きく変わりました。
本の中心思想: 原因論の否定と目的論の紹介
『嫌われる勇気』の中で、人生に一般的な意味は無いというのは、初めて聞く考え方でしたが、考え方を変えると、自分の今の状態はすべて自分が生み出したものと捉え、幸福を感じるためには、他人に貢献することが大切だと気づかされました。
承認欲求とHSS型HSP
私たちHSS型HSPは、他人との関わりや共感性が高いため、承認欲求が強くなりがちです。しかし、この本を通じて、承認欲求は果てしなく、自分を疲弊させるだけと感じ、嫌われる勇気を持つ重要性を学びました。
HSPの他者貢献と課題の分離
HSS型HSPの私たちは、他者の声に応じる「呼応」の傾向が強いですが、その声を聞きつつ、自分にとって大切なことを見極めることが大切だと感じました。また、課題の分離に関しても、HSPは境界線を引くのが難しい傾向がありますが、適切な境界を持つことで、自分の心を守ることができます。
中道の重要性
『嫌われる勇気』を読んで、何事も極端にならず、中道を求めることの大切さを再認識しました。仏教の中道という教えも、この考え方を補完するものと感じました。
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